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2017年 07月 10日
![]() ![]() 「ヨシザカについて私が知っている2、3の事柄」 拾遺編23. 有形学会2017 in台湾 今年はヨシザカの生誕100年にあたる。 以前から台湾でみんなで集まろうという計画があり、だったら台湾のまちづくり学会と合同で有形学会をやろうということになり、先日それが実現した。日本から35人が出かけて2日間、有意義で濃密な時間を過ごした。 集合は台北の松山空港だったが、羽田で早朝多くの顔見知りに出会い、同窓会ムードがいきなり始まる。(羽田国際空港は初めて利用したが、関空やいろんなデザインの寄せ集めでアイデンティティが無く、ガッカリした) 松山空港ではさらに多くの先輩、後輩に出会い、みんな懐かしくてワイワイ話を始め、動かない。OBの陳さんの先導でやっとバスに移動し、宜蘭に向かう。 宜蘭は台北からハイウェイで大きなトンネルを抜け40分程で着くが、昔は山を越えて行かなければならなかったので開発が遅れ、その分、豊かな自然が残っている。 海に浮かぶ特徴的な形をした亀山島がよく見える。(私にはたい焼きくんに見えてしょうがなかったが・・・) 宜蘭に行ったのには理由(わけ)がある。今度の吉阪隆正賞の候補に上がっている黄聲遠(ホァン・シェン・ユェン)+田中央(フィールドオフィス・アーキテクツ)の作品と、象が20年ほど前に設計した宜蘭県庁舎を見るためだ。 羅東文化工場(1998-2012)に着き、黄聲遠さんの説明を聞きながら見学する。 まるで大阪万博のお祭広場のような大きな半屋外の鉄骨空間の下に、RCでできた基壇のような建物があり、そこから空中を舞う階段を上って、どキャンティで飛び出たギャラリー内に入る。(今日は本当は休館日なのだが、特別開けてくれた。)その屋上からは街が一望できる。 ここに至るまでに市との長いやり取りで苦労したそうだが、完成したものからはそうしたものは微塵も感じられず、全体の構成といい、造形の割り切り方といい、若々しさとエネルギッシュさが伝わって来る。 その後、象の宜蘭県庁舎(1988-2001)に移動する。 思っていた以上に大きい。名護市庁舎や宮代町の進修館で開発した技をさらに巨大に縦横無尽に駆使している感じだ。特に屋上庭園と水郷のような中庭は自然が溢れ、凄い。 本当はもっと見ていたかったが、時間がなく、次の目的地、黄さんと田中央のオフィス(1994-)に移動する。 その名の通り、本当に水田や畑の中にあったのにはびっくり。そばには旧日本軍の滑走路が昔あって、太平洋戦争末期は神風特攻隊がここから飛び立ったらしい。 オフィス内には巨大な敷地模型と、それと混然としたエスキス模型が散らばっていて、彼らは生活を共にしながら建築に没頭し、昔の象を思い出させる。 その後、再びバスで移動し、宜蘭社会福祉センターと津梅橋遊歩道(1995-2008)を見る。福祉センターに続く裏の小径は市民が互いに供出し合い生まれたとのこと。センターは分節化や凹凸、材料や色彩などで周りの住環境に溶け込むようにデザインされている。そしてブリッジでそのまま河原につながり、津梅橋遊歩道で対岸まで行ける。この遊歩道は橋の側面に吊り下げられ、混雑する車道の下にあり、安全で、川面に近い位置にあり、休憩もできて面白い。発想が若々しい。 その後、宜蘭の北の礁渓温泉に移り、ホテルで晩餐会をおこない、象がやった足湯で遊んだ後、疲れて寝た。 翌日は台北に移動し、台湾のまちづくり(社区営造と言う)学会と合同で、有形学会をやった。朝10時から夕方6時近くまでほぼプログラム通りに進み、とても濃密な時間を過ごした。 10:00-10:30 日台代表の挨拶(通訳:陳亮全 その後も全て) 10:30-11:50 「吉阪隆正と有形学」 「1.建築と人となり」(齊藤祐子:アトリエ SITE) 「2.有形学(都市計画など)」(後藤春彦:早稲田大学) 11:50-13:00 「ワークショップ」(みぞぶち かずま) 13:00-14:00 昼食(弁当) 14:00-14:40 「台湾の参加型まちづくり事例」(口口青) 14:40-15:20 「アジアのまち再生」(重村力) 15:20-15:50 質疑・休憩 15:50-16:30 「台北市の再開発現状と課題」(張立立) 16:30-17:10 「日本の小規模住環境整備(再開発)」(田中滋夫+都市デザイン) 17:10-17:40 質疑・総括・閉会挨拶 二人の先輩(重村さんと田中さん)の真面目な話をこれまできちんと聴いたことがなかったが、(立場は違うが、)どちらもとてもためになった。ヨシザカだけでなく、その思想を受け継ぎ実践する先輩達の仕事も、これからはきちんと勉強しようと思った。 その後、懇親会場に移動して日台の親睦を深めた後、HとYとホテルに移動して夜市に繰り出した。バーで軽く飲んでいたら、象の旧知のOB、OG連中が入って来た。彼らもここに足繁く通っていたらしい。同じ穴のむじなで育つと、嗅覚も似てくるのかもしれない。 翌朝は昨日の夜市の場所(朝もやってる)で食事をした後、日本に帰るHやYと別れ、台北のまちを一日歩いた。その後、母が育った台南へ旅立った。 かずま
by odyssey-of-iska5
| 2017-07-10 17:53
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